2021/2/21(Sun)日報

日曜日、前夜。「明日は暖かい」と知る。最近は調子がよいので、簡単な外出計画を立てた。

・7時台には起床。洗濯物を干すところまで完了させる。
・10時には街に出て、買い物を済ます(欲しいもの→亜鉛、ヘム鉄、本)。
・お昼すぎには、2週間前くらいから気になっていた「お寺の敷地内にあるカフェ」に行く。
・15時くらいに帰って、スーパーへ(欲しいもの→お米、ナッツ、安かったらヨーグルト)。
・気力が残っていたら筋トレしたり部屋の掃除をしたりする。

日曜日、当日。
結局、朝は目覚まし時計(物理目覚まし時計&スマホアラーム)を早々にとめて、2〜3度寝をした。時すでに10時50分。いつものことなので後悔の念はあまりない。洗濯機を回し、ゆで卵、オート麦のお茶漬け、ヨーグルト、バナナ、オレンジジュースをたいらげる(食べ合わせは元来気にしたことがない)。ありがたいことに日当たりのよい部屋のため、日光浴もする。掃除機をかけたり、洗濯物干したりしたあとはまだ出掛けず、なかやまきんに君Youtubeチャンネルの動画を観る。本当に勉強になる。

家を出たのは13時半。前夜の予定より4時間の遅れ。暖かいので、コートは着なくてオーケー。12月に買った、ニコアンドのコーデュロイ地のデカめワンピースをまとい(コーデュロイは静電気で埃がついてしまうので、取り除いてエレガードをかける)、トムとジェリーの公式グッズであるバッグを肩からかけている。スーパーにも寄るため、エコバッグも忍ばせた。

亜鉛とヘム鉄はなんなく購入。健康診断で「ALP」というのが基準値より低かったからちょっと気にしてみた。「ALP」は「血清アルカリホスファターゼ値」のことで、低値だと亜鉛不足を疑う指標になるのだそうだ。亜鉛が不足していると、免疫力の低下や肌・髪のトラブルだけでなく、うつ状態、記憶力にも関係してくるらしい。身に覚え is ある。一旦飲んでみることにする。

次は本屋さんへ。都会の本屋さんは人が大勢いてすごい。文化的。うろうろする。結構うろうろしていたと思う。最終的には若松英輔さんの『本を読めなくなった人のための読書論』をレジに持っていく。若松さんの本は『弱さのちから』『悲しみの秘義』に次いで3冊目だ。

お寺に着く。ぐるっと回って参拝。スロットみたいにくるくる回せる百度石がある。百度参りのためのカウンターっぽい。カフェに入る。いちごのタルトとホットコーヒーのセットを注文。この空間を存分に楽しもうと思うと、タルトを食べ進めるのもかなりゆっくりになる。家だったら絶対に2分以内には食べきっていると思う。さっき買った本も一緒に読み進めてみる。日報を書いているのは、この本を読んだことがきっかけだ。私がタルトを食べはじめて5分後くらいに、隣の席に親子と思われる男女が座る。両者、年を召しているタイプの親子だ。母親と思われる女性が「ペンと紙を」と欲し、何かを書いている。カフェから境内を眺めたりもしている。「"華やか"だと平凡かな」「ツヤ、なまめかしいの漢字ってどんなんだっけ」と、息子と思われる男性に話しかけている。途中で紙をぐちゃっとしたと思えば、息子と思われる男性が「破いちゃったの?それはそれでいい句だったのに」。都会はやっぱり文化的だ。カフェで隣に座った親子が句を詠んでいる。私は本を読むふりをしながらしばらく様子を窺ってみた。コーヒーは冷めた。

お寺を出て、自宅方面に戻る。スーパーにもちゃんと寄った。くるみ・アーモンド・ヨーグルトをバッグに、お米5kgは抱えて家に帰った。今はきんに君の動画をBGMにして日報を書いている。